可食シートとは?色々な種類と用途をくわしく解説
可食シートとは?
可食シート(かしょくシート、edible sheet)とは、食品に直接貼り付けて食べることができる、食用の薄いフィルムや紙状の素材のことです。主にデコレーションや装飾に使われ、ケーキやクッキー、チョコレートなどのスイーツに色やデザインを加えるために利用されます。
可食シートの用途は?
キャラクタースイーツの再現
可食シートは、食用インクでキャラクターイラストを繊細に再現できるため、クッキーやケーキ、マカロン、チョコレートの表面に貼り付けることで、まるでキャラクターがそのままスイーツの中に飛び込んだような、華やかでかわいい仕上がりに。
また、キャラクターの顔パーツ等、一部にのみ可食シートを使う等で、作業コストの削減にもつながります。
ロゴや写真など、複雑な表現を手軽に
ロゴや写真など、通常食品では表現が難しいものでも、可食シートを使う事で手軽に、かつ精密に再現する事が可能です。イベントやお誕生日ケーキなど様々な場面で活躍しています。
可食シートの種類とその特徴について
可食シートには様々な種類があります。以下では、弊社で取り扱いしているシートについてご紹介しています。
オブラートシート
非常に薄く、透明感があるシートです。また、吸湿性があり、水に弱い特徴があります。
大豆シート
白(薄黄色がかった)く薄いシートです。目等のパーツごとに打ち抜き、もしくは切り抜いて使用するのに向いています。オブラートシートよりは厚みがあり、扱いやすく、食材にも貼り付けやすいです。
最中シート
コラボカフェ等で主流のシートです。最中に印刷するシートです。
(一度にたくさん印刷できるのですが、形を抜く際に難あり。抜く時に細かなヒビが入る、また欠けが出てしまいます。)
ウエハーシート
大豆シートと用途は近いです。大豆シートより少し厚く固く紙に近い感じです。
印刷は綺麗にできますが、硬いため形を抜く際に大豆シートよりは打ち抜きづらいです。 硬めで曲がりにくいですので、曲面には貼りづらいです。
少し大きなパーツ(帽子等)や、曲がって欲しくないパーツ(剣等)は大豆シートよりもウエハーシートの方が向いています。(※大豆シートだと曲がってしまうところを、比較的曲がらずに保形できます)
可食シートへの印刷方法は?
可食シートへ印刷するには、専用の食用インクを使用した業務用のフードプリンターが必要になります。
その為、フードプリンターを購入する、もしくはプリントサービスを利用するなどが必要になります。
可食シートとは?色々な種類と用途をくわしく解説 まとめ
当記事がご参考になりましたら幸いです。
また、当ラボでは、可食シートのプリント・可食シート用の抜型の製作なども承っております。お気軽にお問い合わせください。